no.227 花屋green として感謝すべきこと

9月の 【green/greenCAFÉ 5th Anniversary event 】 花屋 green の2日間を
静かに終えることができました。
こうしている間も
何日も前から市場に通い思い描いてきた美しい花々、実物、グリーン、花器などなどへの
思い以上に
浮かんでくるのはお客様の笑顔。
足を運んでくださったひとりひとりと交わさせていただいた会話。
思い思いのイメージを描きながら手にする皆の花選びの様子。
すべてお客様とのかかわりの時間だった。
私はあらためて 「私自身の花のあり方」は。。。
お客様はじめ「人とのかかわり」なんだと知ることができたように思った。
花、植物、実物、自然素材のものはほんとうにそのものが美しい。
そんな美しい花々の力をかりて こうして皆さまにお会いできたことに心から感謝の気持ちでいっぱいです。
花を眺めて大切な人の顔を思い浮かべていたり
自宅にある花器の形を手のひらいっぱいに動かして説明くださるしぐさ
そうして「こんなふうに活けてみました」と画像を送ってくれる優しさ
その時にあの手のひらのしぐさ通りの器に花が生き生きと活けられている瞬間
それぞれの頭の中の花選びのイメージに触れることができた嬉しい瞬間でした。
はじめて制作に挑戦するお客様の感動にも触れ、
小学生の花を思う真剣な表情にはたくさんの刺激をもらった。
花屋さんになりたいといってくれた彼女の瞳が本当に美しかったこと。
何度もレッスンに参加してくださるベテランの方は 次々と頭の中でイメージをつくり形にしてゆく手の動き。
久しぶりだったスパイラルも何も言わなくとも完璧に仕上がっていた。
会社帰りに遠回りをしてまでもいらしてくださった 爽やかなお姉さま方や
お子様とともにシャンプーのなんとも愛らしい香りを漂わせながら夜の散歩にふらりと立ち寄ってくれた常連様
私たちの話を聞いて駆けつけてくださったはじめてのお客様は 花を迷いなく選び、いさぎよく、本当に颯爽としていて
まさに花にも話をしてくれた親友の方へも飾らない愛情を持つ格好いい女性だった。
その親友の方こそが私たちの信頼する人でもあると知って
本当に胸が熱くなる出会いだった。
書きつくせないほどの小さな物語はどれも鮮明に思い起こせるほど、私にとって充実した、学びと刺激多い2日間となりました。
たくさんのメッセージと この場にいなくとも思っていてくれる その温かい気持ち
私たちだけでは決して成し得なかったこの9月。
たくさんの方々に支えられていることを忘れることのできない日々の連続でした。
本当にありがとうございました。
応援してくれている家族と
こうしてたくさんの皆さまとつながりをつくってくれている花、植物たちへ 最後に感謝を伝えたいと思います。










次につながるように。
これからも 人それぞれの花、植物とのかかわり「花のあり方」を全力でサポートさせていただきたいという
思いをこめて。
フローリスト 遠山 奈美江(green)
by green-tokyo
| 2014-09-30 22:53
| アトリエ
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