no.112 「早春の花を活ける」 を終えて
ヨーロッパ原産の フリチラリア・メレアグレス。
繊細で個性的な花色に 瞬きをすると動き出しそうな何ともいえない その姿。
球根の花たちには 本当に魅力的な何かがあります。
今回のレッスンでも 一番初めに市場で手に取ったこのフリチラリアを皆さま気に入ってくださった様子で…
その瞬間は本当に嬉しい。
いつも参加くださる皆さんのお顔を思い浮かべながら 花選びをしていますが
だんだんと私の惹かれていく花と重なるように…
花選びをさせてもらっている私としてはこの上ない喜びです。
春の花たちはガラス花器ととても相性がよく
ガラス水面に映る気泡を眺めるだけでも 心がきれいになるように感じられる。
でも今回は あえてポットに活けてみました。
色合いや風合いがとても気に入っている「モスポット」に 春の花をアレンジ。
まるで寄せ植えをしているように…
花や葉の向きや表情を眺めるかのように挿してゆく。
写真は一部で残念ですが アスパラを挿してみたり。。。
切り花ですが まるで根が張っているかのように生命力あふれるアレンジに皆さん仕上げてくれました。
今回は初めて参加くださるお客様も多く 遠くからも足を運んでいただきまして本当にありがとうございました。
花とこの場所を通じていろんなお客様との出会いをいただき…
本当に改めて私は「出会いたい」んだな。花を前にして一緒に「感じたい」んだな。と思いました。
あたたかい皆さんから いつもたくさん心に栄養をいただいているのです。
みんなそれぞれ仕事や家仕事、そして子供たちのお世話など 日々を一生懸命。
そんな毎日のための ほんの少しでもエネルギーになれたら…
私たちのこの上ない喜びです。
来月は 3月のセレモニーをイメージして「コサージュづくり」を予定しています。
近日中に詳細掲載いたしますね。
※「marche aux puces」2月9日、10日 green×VIOLETTAWORKSの小さなフリーマーケット開催です。
詳細はこちらです。
by green-tokyo
| 2012-02-02 13:55
| レポート
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